著者=白河 桃子
思う人には思われず、思わぬ人から思われる
CASE1 「鏡を見ない男」
◆欲しいのは人生の壁打ちパートナー
2 本気で恋愛したことがない
CASE2「恋愛筋不足の男
◆傷つくのが怖い
3 仕事も女も、絞り切れない
CASE3「バブル残党の男」
◆キリギリスのお手本はなくなった
4 女には不自由したことがない
CASE4「モテる男」
◆「ひとり」を極めて、あえて選ぶ「ふたり
5 一生を添い遂げるものと思っていたのに…・
CASE5「バツイチの優柔不断なイイ男」
◆子供ができなければ決断できなCASE6「結婚しているのかしていないのか、わからない男」
◆離婚を切り出されたときが最後
6「結婚情報サービス」に集う男たち
キーワードは「対等なパートナー」
老後の不安を「妥協」で消そうとしても…・
7 お姫様を待たないで
普通の男性も結婚しない時代
相手とぶつかり合えない男た
恋愛結婚至上主義が結婚を遠ざける
経済的な責任感がますます邪魔をする
お姫様を待っている場合じゃない
「しない」から「できない」へのターニングポイント
「結婚したくてもできない男」の特徴
1 結婚できない女VS結婚しない
「クロワッサン症候群」後のシングルズ大量発生
hanakoさんこそ、すべての先導者だった
実家のレベルより落ちる結婚はしたくない
2家族神話という刷り込みから逃れられない
ハンサムウーマンたちの結婚願望
女性たちが「上」へ行きすぎてしまった
「父の娘」永遠のライバルは母
3 熟女限定「SMAP症候群」が女を縁遠くする
現実の男は面倒くさい
一九九〇年代の女性がもっとも見たかった夢
SMAP症候群からの脱却する4ステップ
●すれ違う群れの中から出会えるふたり
4 結婚しない時代のやめられないお見合い
女性から見た「おみー君現象」
お見合五十回でも結婚できないその事情
お見合界はマイナスポイント制
親が気に入らない相手とは結婚できない
王子様はもういない
5 結婚したくない現実的な理由
日本女性の強固な「家事」の刷り込み
「家事能力ゼロ男」とは好きでも結婚しない
家事分担より、家事奴隷募集中?
6 縮みゆく世界の結婚・恋愛
少子化の先頭を行く国で何が起きているのか
アジアのシングルズの微妙
7 「やまとなでしこ」海外流出の実情
恋愛海外亡命時代がやってきた
女性が「女の子」になれる島
自分の「三高」に気づかない女性たち
自分の足で立つ、ということ
8 一九六〇年代症候群
?殖力に乏しい少子化の犯人たち
出産限界年齢を迎える一九六〇年代女性の選択
不機嫌な果実たちが求めているもの
「結婚できてもしない女」の特徴
1晩婚・少子化の主役たちの結婚
●結婚という「パンドラの箱」を開けて
●十年遅れの招待状
●つくられた女子大生タレント
●結婚とは「してもしなくても後悔するもの」
●三年後の由梨を訪ねて
●「遅すぎる結婚」なんてない
●リードするのは私、従うのは彼
●十年前なら選ばなかった彼
●自分だけのいい男(ひと)を見つける
●三年後の祥子を訪ねて
●ホロリときて結婚
●年下夫は鍛えて育てる
●あきらめない年上と、やわらかな年下
●三年後の淳子を訪ねて
●「小さい男よく喋る
●大きい女は損をする
●二年後の真澄を訪ねて
●晩婚のキーワードは「逆転」
2 ヴィンテージな結婚と子育て
●スパーキャリアの結婚
●青年会のおみこしを担いで
●三年後の桜を訪ねて
3 恋愛異種格闘技時代
不倫は最も「切実」な関係
不倫のシナリオは常に一定パターン
不倫のゴールはウエディングベルか?
4 「できちゃった結婚」は二十一世紀の救世主か
魔女の条件
いちばん愛している人と結婚したくない
奇跡の「できちゃった婚」
「運命の人」は本当に身近にいた
「できちゃった婚」は日本を救うかもしれない
遺伝子を残せない男たち
5 病めるときも、健やかなるときも
もうひとつの「ビューティフル・ライフ」
力強くリードしてくれ、ときにはあまく優しい恋人になれる人。
「青い鳥」が見える目をあなたはもっているか
人とのつながった「ひとり」になりたあとがき
二〇〇二年五月九日 著者 白河 桃子