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目次・五つの傷

本表紙 目次五つの傷
 リズ・ブルボー 著 浅岡夢二 訳

ピンクバラ癒しのメッセージ、魂がもっと幸せになる 心の痛みの治し方

はじめに
 魂の五つの傷について最初の本をかいてから、すでに十四年が経ちました。私は、その時以来、数多くの発見をしてきましたので、それらの発見を、ぜひ、あなたと分かち合いと考えたのです。
 そして、魂の傷で苦しむ多くの人たちを救いたいと強く思いました。

 前著『五つの傷』は、フランス語圏に属する国々のみならず、異なる言語圏の国々においても、好調な売れ行きを記録してきました。そして私は、たびたび、「魂の傷を癒すには、いったいどうすればいいのですか?」と聞かれますので、この『五の傷』の最終章において、そのテーマを扱っただけでは不十分なのだ、と感じているのです。

 この続編を読む前に、前著『五の傷』も、ぜひ読んでいただきたいと思います。
 というのも、私は、本書において、前著に書かれた情報をすべて繰り返しているわけではないからです。
 本書の第一章では、記事を新たにするために、それぞれの傷の特徴について、簡単に触れていますので、この第一章もしっかり読み、もし可能なら前著も再読してください。

 というのも、エゴは、五の傷について情報が提供されることをひどく恐れているので、あなたがそれを理解しないように全力をあげて阻止しようとするからです。或いは、あなたがそれをするように、険悪な策略を仕掛けるのです。

 そういうことがあるため、本書の第三章では、五つの傷を存続させようと図るエゴが、どのように私たちだますか、ということについて詳しく述べておきました。

 また、前著『五の傷』と本書では、傷に関する説明の仕方が同じでない場合があります。そんな時は、ためらわずに、本書の説明を採用してください。前著『五の傷』を書いてから、すでに十四年も経ちました。そのあいだ、私は、数多くの新たな、そして貴重な発見をしてきたのです。

 この十四年間で、私と講師を通し、また参加者からの情報提供を通して、五つの傷について、きわめて的確な見方ができるようになったのです。

 本書を読むことによって、あなたは五つの傷について新たな見方を学ぶことになるでしょう。現実がまったく別のもであったことを知るのです。あなたがハートの中に入れば、さらに全体がはっきり見えるようになり、新たな視点で、状況や人間を見ることが可能となるはずです。

 たとえば、ある人と話していて、あなたが拒絶されたと感じたとしましょう。その場合、その人は、自分のニーズと限界を表現しているに過ぎないのです。
 
 そんな際に、あなたが、傷の痛みを感じている自分を、ただ単に観察できるようになれば、その傷はあなたに痛みを与えることがますます少なくなり、しかも、その期間もずっと短縮されることになるでしょう。

 本を読んだり、ワークショップに参加したり、五つの傷を発見すればするほど、みなさんはショックを受けるようです。そして、なんとしてでも、その傷を厄介払いしたいと思うでしょう。

 しかし、それらの傷を簡単に厄介払いする簡単な方法があるとは思ってはなりません、というのも、私たちが、この地球上に転生輪廻してきているのは、まさに私たちが魂に傷を負っているからなのです。その傷のせいで、本当の自分から遠ざかり、自分のセンターに入れず、ハートの中で生きることができずにいるのです。

 それらの傷を厄介払いしたいと思うことは、(拒絶)のサインであって、(受容)のサインではありません。それは、増えすぎた脂肪を除去しようとする人が、自分を受け入れる代わりに、自分を拒絶しているのと同じことなのです。ある人、または何を受け容れることができないために、なんとか厄介払いしたとしても、それは一時的なものに過ぎません。必ず、別な形とって、それは、またやって来るでしょう。
 
 どの傷が活性化しているか、どのようにそれを受けいればいいのか分かると、その傷を隠すための仮面を使わずにすむでしょう。その時、あなたは、心地よい香りのする(妙薬)を傷に塗っていることになります。

 傷の痛みが素早く収まるのを感じて、あなたは快い驚きを感じることでしょう。その妙薬こそ、(受容)と呼ばれるものにほかなりません。傷は、少しづつ癒されて、あなたを苦しめることがなくなっていくでしょう。

 あなたはすでに(受容)の力については知っていることと思います。なぜなら、すべての私の本、すべての私の講演、すべてのETCのセミナーにおいて、受容について触れられているからです。私たちが、繰り返し繰り返し、受容について語るのは、エゴが過去にしがみついて、あなたが新しく学んだことを忘れさせるからです。

 ほかのすべての本におけるのと同様に、本書においても、私はあなたに親しい口調で話しかけましょう。どうか、ハートを開いて、私の話を受け容れてください。
 あなたが、それぞれの傷の深さをよりよく意識できるようになることが、本書を書いたもう一つの主要な理由です。そのために、私は、活性化した傷の例を数多くあげることにしました。実際、私は、この十四年のあいだに、私がかかわった人たちに、しばしば次のような質問をしてきたのです。
「いま、あなたが話してくれた状況で、どの傷が活性化したか気づいていますか?」

 すると、ほとんどの場合、その人は、驚いて私を見つめるのです。というのも、痛む傷それ自体に意識を向けるよりも、むしろ、自分の我慢強さにフォーカスしていたからです。
 つまり、エゴは、ある傷が活性化したとき、私たちがそれに気づかないように策を巡らせるのです。しかし、自分がどの傷で苦しんでいるかん気づかなかったら、どうしてその傷を癒すことができるのでしょうか?

 さあ、ハートを更に開いて、本書を読み進めてください。それぞれの章の最後に、記入欄が用意されていますので、あなたがその章から学んだことで、ご自身の人生に適用したいと(決意)したことを、そこに書き込んでください。

 あなたの人生に、確実で良好な変化を引き起こすためには、これまでとは違った行動を、日常生活においてしようと(決意)しなければなりません。また、これまで、人生に変化を起こせなかったことを、ありのままに受け入れることも必要です。

私は、次の二つが〈無限〉であることを知っている
 すなわち、〈宇宙〉と〈人間の愚かさ〉である。
 ただし、宇宙に関してだけは、まだ、
 本当にそうであるかを確かめられずにいる。
――アルバート・アインシュタイン

ピンクバラ第一章 五つの傷と五つの仮面

エゴは、魂の苦しみを感じ取ることができません。
 エゴは、みずからのことしか考えないからです。
 エゴがいちばん満足するのは、自分の正しさを証明する時なのです。

 ピンクバラ〈拒絶〉による傷

傷の目覚め:妊娠から一歳まで。子どもは、同性の親から拒絶されたと感じ、自分には存在する権利がないと思い込む。
 仮面:〈逃避する人〉の仮面
 最も恐れること:パニック
 態度や振る舞い:

ピンクバラ〈侮辱〉による傷

傷の目覚め:一歳から三歳までのあいだに、あらゆる肉体的な喜びを抑圧する親との関わりで。
 この傷は、子どもの肉体的発達、性的な発達を否定する一人の親、ふるいは二人の親とのあいだで作られる。子どもは、感覚的な喜びを得ようとしたときに、親から侮辱され、苦しむのである。子どもの自由は、抑圧的な侮辱的な親の態度によって、いちじるしくさまたげられる。そのため、恥の感覚を発達させるのである。

ピンクバラ<不正〉による傷

 傷の目覚め:四歳から六歳にかけて、同性の親との関係で、同性の親の冷たさに苦しむ。この親に対して、自分を表現できず、また、自分自身でいることができない。感覚から自分を切り離した上で、常に完全であろうとする。個性を表現することを自分に禁じている。

ピンクバラ第二章 魂の傷をめぐるQ&A

以下に、ETCのセミナーやワークショップ、そして講演会でよく出る質問と、その解答をあげておきます。
Q:養子になった子どもの場合、その子の傷を最初に活性化させたのは、生物学的な親でしょうか? それとも、その子を引き取った親でしょうか?

ピンクバラ第三章 エゴ――傷の癒しを最もさまたげる存在

本章のタイトルを書きながら、私は次のように自問していました。すなわち、エゴが私たちに及ぼす悪影響に関して、これほど多くの本が書かれているのにもかかわらず、どうして私たちは、エゴの支配から脱することができないのだろうか、と。

ピンクバラエゴは、自分が存在していると、絶えず思う必要があるのです。

自分があまりにも重要なので、人類と同じく、永遠に存続し続ける、と思いたがるのです。

ピンクバラエゴは大げさな言葉を使う

あなたが大げさな言葉を使うときには、エゴがもっと認められたいと思っている時です。エゴは誇張された大げさな言葉を使うのが大好きです。「いつも」とか「決して」、「絶対」など、あらゆる形の誇張表現を使うのです。それらを以下にあげてみましょう。

ピンクバラエゴは比較することが大好き

あなたが自分を誰かと比較するとき、あるいは他人同士を比較するとき、いつもエゴの影響を受けています。たとえば、次のように考える時がそうです。
・【どうして私は、妹みたいにきれいではないのかしら? こんなの絶対おかしい】

ピンクバラ第四章 エゴに感謝して受け入れる

この章ではまず、私の著書から、その一部を引用しておきましょう。
「エゴの力を徐々に減少させるには、いったいどうすればいいのでしょうか? 先ず初めに、エゴをありのままに受け入れ、なおかつ、エゴを作り出したことを悔やまないことです。現在に至るまで、人類は、エゴこそが、苦しみから自分を守るための最良の手段であると信じてきたのです。エゴとは、ご主人様を自分の思い通りに動かす使用人のようなものです。主人が、使用人に力を与え、自分をあやつる許可を与えたからです。

ピンクバラ相手に利用されていると感じるとき

さまざまな場面で、相手に利用されていると感じることがあるでしょう。たとえば、私たちの多くにとって、自分のアイディアを横取りされるのは、とても耐えがたいことです。あなたにも、そんなことは色々あったはずです。たとえば、私は次のような話をよく聞きます。「私の義理の姉がリンゴのタルトを作って、持ってきてくれたのです。そして、いいレシピを発見できて、とても嬉しいと言いました。でもそれは、以前に、私が彼女に教えたレシピなのです。しかし彼女は、そのことを受け入れようとはしませんでした」

ピンクバラ第五章〈拒絶〉による傷と〈不正〉による傷を癒す

この章を読む前に、できれば前著『五つの傷』を読み返すことをお奨めします。特に、〈拒絶による傷〉と〈不正による傷〉に関する章を読んでみて下さい。そこには、数多くの
例が詳細に論じられています。

ピンクバラ食生活と体重に隠されたもの

ここで食生活にふれておきましょう。〈拒絶による傷〉を持っている人は、体重を増やさないようにする傾向があります。一般に、ネガティブな感情を多く体験する人は、食事の量が多くなりがちですが、〈逃避する人〉は例例外なのです。

ピンクバラ第六章 〈見捨て〉による傷と〈裏切り〉による傷を癒す

〈見捨てによる傷〉と〈裏切りによる傷〉もまた、密接に結びついています。両者とも、幼い時に、異性の親またはその役割を演じた人によって活性化されます。〈見捨てによる傷〉は、三歳から五歳のあいだに、〈裏切りによる傷〉は、四歳から六歳のあいだに目覚めさせられるでしょう。もし、まだ読み直していないとしたら、前著『五つの傷』の、これら二つの傷を扱った章を、本章を読む前に、ぜひとも読み直してください。

ピンクバラ〈頑固な人〉と〈操作する人〉のコントロール

〈裏切りによる傷〉を持つ人も、〈不正による傷〉を持つ人も、ともに多くのコントロールを行います。そこで、両者の違いは何処にあるのでしょう。と疑問に思う人もいることでしょう。実は、違いは、その〈動機〉し〈恐れ〉にあるのです。

ピンクバラ〈見捨てによる傷〉と〈裏切りによる傷〉が活性化されるとどうなるか

以下の例を読めば、エゴに影響された行動――とまり、仮面をつけた時の振る舞い――と、センターに入っている時の行動――つまり、ハートに従っている時の振る舞い――の違いがよく分かると思います。同じ状況に遭遇したとしても、仮面をつけることなしに傷の痛みを感じ取り、そして、その傷に妙薬を塗ることもできる、ということが分かるでしょう。

ピンクバラ父親とリュシーという娘のあいだの〈裏切り〉の例を見てみましょう。

父親は、大学生の娘の学費を払うために、かなり頑張って貯金をしました。ところが、その娘がアフリカ人と恋愛をしていることが分かったのです。娘から恋人を紹介された父親は、猛烈に怒りました。娘が、フランスにおいて将来の見込みのない――これは父親の見解です――男性と付き合っていることが許せなかったのです。何とかして娘に思いとどまらせようとしたのですが、娘は隠れてその青年と会っていました。

ピンクバラ第七章 〈侮辱〉による傷を癒す

この章を読む前にも、前著『五つの傷』の中の〈侮辱による傷〉について書かれた部分を読み直すことを勧めます。五つの傷のうち、この〈侮辱による傷〉だけが、すべての人に見られるわけではない傷です。あなたも、時々、侮辱されたように感じることがあるでしょう。でも、あまり言葉に拘らないようにしてください。あなたの感情と、傷の名前それ自体を混同しないようにしていただきたいのです。たとえば〈拒絶による傷〉に触れた場合でも、あなたは侮辱されたと感じるかもしれません。どの傷が活性化されたことを本当に知るには、自分の、〈反応〉をよく観察する必要があるのです。

ピンクバラ〈マゾヒスト〉は自由になるのが怖いので他者に奉仕する

 自由になることへの恐れは〈マゾヒスト〉にとって最も大きな恐れです。そのため、マゾヒストは、親しい人たちの世話を焼くことによって忙しくて、自分を自由から遠ざけるのです。そうすれば、罪悪感を感じなくてすむし、自分が自由でないことを自覚せずにいられるからです。

ピンクバラ第八章 どの傷が活性化したのかを知る方法は?

この章のタイトルは、魂の傷に興味を持っている人たちから、しばしば受ける質問でもあるのです。たしかに、苦しみを感じている時、どの傷が活性化されているかを正確に知ることが出来れば、その苦しみに、より速く対応することができるでしょう。とはいえ、それを知るのは必ずしも簡単ではありません。というのも、そのためには多くの実践が必要であり、単なる知識だけでは熟練者になれないからです。ある知識、または技術は、それを何度も繰り返し実習してこそ、本当に自分のものとなるのです。

ピンクバラ〈裁き〉と〈傷〉を混同しない

あなたがどの仮面をつけているかを特定するためには、裁きと傷をしっかり区別する必要がある、ということをここで確認しておきましょう

ピンクバラ第九章エゴは「〜しなければならない」という表現を使う

エゴは、思考においても、実際の発言においても、「〜しなければならない」とか「〜のですが」「〜のだが」という言い方をよくします。
 なぜでしょうか? それは、エゴが恐れを隠しているから、一方で、自分の恐れに耳を傾けるよう、あなたに迫っているからです。

ピンクバラ仮面に支配されることなく傷を観察するには

私たちは、いつか、まったく傷を持たなくなる時がくるのでしょうか? 私は、傷を一つも持っていない人を見たことはありません。人生において、拒絶、見捨て、侮辱、裏切り、そして不正を経験するのは、きわめて当たり前、かつ人間的なことです。ある傷が治ったということは、あなたが感じる痛みが人生を支配しなくなった、と言うことを意味するだけです。

ピンクバラ許しのための七つのステップ

あなたが、いろいろな人間関係において、似たような状況を繰り返し体験し、しかもあなたの怒りがますますおおきくなり、苦しみがますますひどくなるようなら、あなたの傷はとても深いということを知って下さい。心を乱さずに傷を観察することが出来るようになるには、さらに、いくつかの段階を経る必要があるでしょう。〈真の許し〉のための段階です。

ピンクバラ〈真の許し〉は、あなたに何をもたらすか

許しがもたらす恩恵の一つとして、問題となっている人の関係が大幅に改善されるということがあります。相手を、まったく別の角度から見られるようになるのです。相手を責めていたために見えなかった相手の長所がたくさん分かるようになり、相手に会って話をすることに、何のぎこちなさも感じなくなるでしょう。

ピンクバラ〈マゾヒスト〉がもつ〈自由〉への恐れ

〈マゾヒスト〉は、感覚的、官能的な喜びを自由に与えようとするとき、あるいは与えたいと望むとき、大きな恐れを持つでしょう。人の邪(よこしま)な欲望を恥ずかしいと感じ、みんなが、特に、神さまが、自分を裁いていると感じるのです。そんな時、カンタは直ちにこう言うでしょう。「ほかの人たちのニーズを満たしなさい。あなた自身のニーズなど無視するのです。ほかの人たちの責任をすべて引き受けなさい」などなど。
 こうして、〈マゾヒスト〉は、自分の自由を抑圧するのです。

ピンクバラあなたの〈本来の状態〉に戻る

傷が消えていくと、あなたは、少しずつ、自然な本来の状態に戻り、さまざまな仮面に由来する、人格の特徴を示さなくなるでしょう。そして、それまで、恐れによって抑圧されていたあなた本来の力と才能が、見事に現わしてくれるはずです。

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