夫婦間の営みを子どもに見られるということは、あってはならないことですが、「気がつかないうちに子どもが部屋に入って来て見られてしまったがどうしょう」という悩みはまま聞くことがあります。
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両親の夫婦生活を見られたとき
両親の夫婦生活を見られたとき
夫婦間の営みを子どもに見られるということは、あってはならないことですが、「気がつかないうちに子どもが部屋に入って来て見られてしまったがどうしょう」という悩みはまま聞くことがあります。
こんな時、子どもが幼稚園ぐらいで、翌朝そのことについて質問してきたりしないならば、何事もなかったような顔をしてもよいと思います。
そして少し大きくなってからも、「お母さん生まれてきたのにどうしてお父さんに似ているの」という質問に答える時に、「お母さんも、そうしてお父さんからモトを貰っているのよ」と話せば良いでしょう。
また次の日になっても「ゆうべ何していたの」と聞いたりしたときは、やはりごまかさずに話をしなければいけません。
小学生も、もう三、四年になっていれば知らぬ顔では通りません。とくに女の子は、両親がいやらしいことをしていたと思い込んで悩むことが多いですから、次の日の夕食の後にでも、二人っきりで落ち着いた雰囲気の中で、「前に赤ちゃんは、お母さんのお腹の中の卵がお父さんの持っている“赤ちゃんを育てる”モト“と一緒になると、だんだん大きく育って生まれてくるというお話をしましたね。
ゆうべあなたがお母さんたちの部屋を開けた時は、ちょうどお母さんがお父さんからモトをもらっていたのよ。このことは、結婚している大人は誰もがしていることで、いやらしいことでも何でもないのです」というように話してあげましょう。
それにしても、こういうことが起きないように、お互いのプライバシーを尊重する上から、お互いの部屋にはいる時は、最低限「はいりますよ」と声をかけた後、五つぐらい数えてからドアやあるいは襖をあけるように話し合っておく必要があると思います。
つづく 性への
質問の答え方小学校高学年