社表

=女と男の人生相談= (12)=

離婚が望ましいと考えるなら

 煌きを失った夫婦生活・性生活は倦怠感・性の不一致と なる人が多い、新たな刺激・心地よさを付与でき避妊方 法とし用いても優れた特許取得避妊用具は既存避妊方 法の嫌な疲れを解消し、夫婦生活の性の不一致を改善 しセックスレス夫婦になるのを防いでくれます。

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離婚が望ましいと考えるなら

女イラスト離婚の可能性を考える女性は決して少なくありません。とくに
<成人>する前に結婚した女性、幼児を抱えている女性、仕事に就きたいという願いがあり、しかも、夫が<変わらない>といつた女性に多いようです。
 離婚の可能性に直面した場合に、離婚に関する正確な情報(手続きの事ではありません)を知っておくことが大切です。
 たとえば、離婚したばかりの女性は次のような新しい問題に直面することが多いのです。

・離婚した夫との金銭に関する話し合い。
・子供に関する話し合い。
・自分の子供との自分の人生についての話し合い。
・新しい相手とのデート。
・新しい相手との親密な関係を築くこと。
・憂鬱感からの脱却。
・孤独感の克服。
・生活を支えていくこと。

いくつか知っておいた方がよいよいことを次に記します。
(一)母子家庭になる場合は、法律に関する問題、経済的問題、就職、付き合い、住居、家事などのことで独りでやれないもの、
独りでやらないで助けを求める方がよいものもあります。他人の助けを借りて対応した方が、問題に直面する可能性が少なくなるでしょう。
(二)経済的に不安定な生活、罪責感、自己非難、散漫な注意力、心理的な障害などの問題に、離婚後の数カ月は悩まされることを覚悟すべきです。
(三)性生活における欲求不満は、離婚直後少ないでしょう。やがて多く感ずるようになりますが、それもまた、少なくなるといった変動がみられます。
(四)次のような新しい課題に取り組むことが大切です。

・経済的安定度の向上。
・新しい人たちとの出会い。
・親密な関係を作る。
・自分自身についての学習。
・怒りの感情の受容し昇華作業。
・他の離婚経験者との話し合い。
・新しい生活体制の確立。
・自分の住居を快適な場所にする

 離婚するという経験には多くのストレスを避けることができないでしょう。
 最初の数か月間はとくにそうです。
しかし、嫌なことばかりではありません。
 その経験から益することも多くあります。離婚の後に益するのは、男性より女性に多いようです。ただ
一つ、経済生活だけは女性にとってマイナスとなります、そこで、離婚を決意した場合には、離婚後の生活を支える手段をしっかりと考えておくことが大切です。
 夫の善意や、家庭裁判所に依存しない方がよろしいでしょう。これが、まず、最初に考えておかねばならないことです。
 次に大事なことは、信頼できる弁護士によく相談することです。
これが最善だというよい弁護士を見つける方法は私にはわかりませんが、一人でなく、二、三の弁護士にまず、あなたの状況を簡単に説明して、各自の反応や態度をみて、判断するのがよいと思います。女性弁護士が最適であるとは必ずしもいえないでしょう。

 さて、夫に告げる問題です。離婚を望んでいることを夫に告げるのは、そんなに難しくはないと思います。変わるための試みを夫が全然示さない場合に、あなたが状況を変えるためにこれまで何をしてきたか、これからどうするつもりであるか、といったことを告げればよいのです。それ以上くわしく説明する必要はないでしょう。

 また、自分のやっていること、これからやることの正当性を弁護したりする必要もありません。あなたが、何を言ったところで、離婚を決意したことであなたを夫は責めるに違いないのですから。これまで、何か月間もあなたの言うことに耳を傾けなかったのであれば、今になって、あなたは耳を傾けることができるでしょうか。

 離婚の決意を夫に告げるよりも、子供に告げることの方がむずかしいと思います。
しかし、子供は、これまであなた方のかかわり方を見て、何かおかしいことは分かっているはずですから、大きな衝撃としては受け取らないと思います。
 もちろん、あらゆる状況を告げておくという予防策を講じておくことも必要でしょう。たとえば<最後の試み>をする時に、「いろいろ問題があるので、何とか改善するように、努力はしているけれども、どうなるかわからない」などと話しておきましょう。

 そして、いよいよ離婚が避けられない状況になった時には、真実を語るべきです。
「もう二人は一緒に住めないので離婚する」といった、最低限の短い言葉で事実を伝えます。しかし、子供に質問されたことには答えます。それも、事実を簡単に。

 子供の父親を非難するようなことは口にしない方がよろしいでしょう。必要と考えるなら、父親にはいろいろな解決できない問題があることは告げてもよいと思います。
 子供に与える影響を少なくするためには、次のことを心がけておくとよいでしょう。

・環境や状況の変化の過程においての、子供に対する態度やしつけの内容を変えないように心がける。さもないと、ストレスが加わります。
・できるだけ住まいを変えない方がよいでしょう。
・住まいを変えなければならない場合でも、近所付き合い、友達(地域の学校の)を変えなくても住むように努力する。少なくとも、学期中であれば、その学期が終わるまで。
・子供は六か月から九か月ぐらいの間に離婚に順応するといわれている。
・これまであった子供自身の問題が拡大する可能性があることを覚悟しおくとよい。
・子供の力の源があなたにあることを忘れず、自分の心身の健康管理をしっかりやること。
・子供の事で何か問題を感じたら、児童心理学の専門家を訪ね相談することをすすめます。

性的拘束からの解放― 

 一人の男性を愛し、その人と性的関係を持つという経験は、その人に対する拘束感を生じさせるものです。
 そして、その人が、もはや自分の信頼に価しない者となってしまった後においても、その拘束感のために、何とかもう一度うまくやっていけるのでないかいった望みを抱きつづけることもあるんです。

 また、相手がもう自分を必要と感じないにもかかわらず、何か拘束されているように感じるといったこともあります。
 このように、拘束感は、男女を結びつけるばかりか、まるで、女性を奴隷の鎖で結びつけられたような状態にしてしまうこともあるのです。

 ここで論じている男女間の拘束は、単なる心情的なことでなく、もっと強く、また、一般的です。生化学的な拘束現象であるという説もあります。女性のホルモンの作用が、これほどまでに女性に拘束感を生じさせるというのです。

 男性の保護を求めるために男性に抱かれることを余儀なくされたという原始時代から受け継いできた生理学的遺産であるのかもしれません。
 一方、このような女性の拘束感は、一種のマゾヒズムの証しであると説く学者も多くいます。つまり、密かに心の中で、かっての男に虐待されることを望んでいるのだというのです。しかし私は、その逆だと思います。
 拘束感は、女性の内的パワーの表現だと思います。別に病的で歪んだ属性ではないと思うんです。自分も愛さなくなり、また、愛してくれなくなった男性との拘束を放棄することを望む時に問題になるだけのものです。

不快感を高める―

 夫との拘束感を放棄するのに役立つ一つの方法、夫とベッドを共にするといった考えに対する敏感度を高めるように努めることです。
 つまり、そのことの不快感を高めるわけです。夫とセックスをする状況が頭に浮かんできたら、直ちに、それを避けるように反応するんです。この方法を好まない人もいます。かっての夫との性的ファンタジーを抱くことを望んでいる人には無理な方法です。

 ネガティブなイメージを描く―頭の中にネガティブなイメージを描くという方法です。
あなたにとって嫌な姿勢をとった夫のイメージを描きます。実際にあった容姿でなく、想像したものでもよいでしょう。もちろん、やろうとしても不可能なポーズではだめです。おそらく、夫への情熱は冷めてしまいます。たとえば、彼があなたにキスしようと
している時に次のような場面のイメージします。
…・夫の鼻水が垂れている。
…・夫の体中に虫が這っている。
…・夫の耳から毛が生え、つき出ている。

 
 どんなイメージでもよいのです。彼に対する情熱を冷ますものであれば何でも構わないのです。少なくとも性的拘束感を減少させることは間違いないでしょう。

 まず、とくに夫を恋しいと思っていない平常の心の状態の時に、このようなネガティブなイメージを描く練習をしておくのです。
夫を恋しいと思い出したら、いつでもできるようにしておくことです。実際に恋しいと感じた時には、やっていることを中断し、このイメージを描きます。たとえば、先の例のように、彼がキスしようとしてきた時のネガティブなイメージを描くのです。
 この方法が成功するかどうかは、離婚した夫との性的拘束感にあなたがいつまでも捉われいることが不健康であると考えるかどうかにかかっていることはいうまでもありません。
 成功しないということは、かつての夫に対する未練が強いことを意味しています。また、その根底に、かなり複雑な問題が潜んでいることを意味するのものかもしれませんので、より深い分析が必要です。

 さて、関係を終わらせる決意をかためたなら、即座に、自分の人生の目標を立てることをすすめます。後ろを振り返らず、二心を起さないように努めます。私がこれまでに提案してきたことの十分の一を実行するだけでもよいと思います。学ぶことを拒む<生徒>に対しての責任は、あなたにはないのです。後は<神>にまかせるのです。
  つづく うつ状態の夫に悩

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