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〈侮辱〉による傷

本表紙
リズ・ブルボー 著 浅岡夢二 訳

ピンクバラ〈侮辱〉による傷

傷の目覚め:一歳から三歳までのあいだに、あらゆる肉体的な喜びを抑圧する親との関わりで。
 この傷は、子どもの肉体的発達、性的な発達を否定する一人の親、ふるいは二人の親とのあいだで作られる。子どもは、感覚的な喜びを得ようとしたときに、親から侮辱され、苦しむのである。子どもの自由は、抑圧的な侮辱的な親の態度によって、いちじるしくさまたげられる。そのため、恥の感覚を発達させるのである。

 仮面:〈マゾヒスト〉の仮面

 最も恐れること:自由

 態度や振る舞い:
・〈マゾヒスト〉は伝道の使命を持つ美しい魂だが、しばしば、恐れからその使命を果たそうとする。

・神〈または守護天使〉が自分を見張り、絶えず裁いていると感じる。神または自分の愛する人たちの目にかなう自分になるために、あらゆることを行う。尊敬に値する霊的な人間になるためには、人類の苦しみを軽減しなければならないと考えている。
 だからこそ、愛する人たちを自分より優先させ、彼らに奉仕するのである。一方で、〈マゾヒスト〉は、世話を焼かれることが苦手である。

・言葉づかいが非常に控えめである。というのも、ほかの人たちを傷つけることを、ひどく恐れるからである。何かあると、すぐ、他者に言い訳をする。

・感覚にかかわる欲望を強く抑制する。というのも、行き過ぎを恐れる気持ちと、恥かしく思う気持ちを持っているからである。

・人生を楽しみ過ぎると必ず罰せられると思っている。

・多くの場合、幼少時代に、性にまつわる厄介な問題を経験している。

・自由になるまいと自分を抑制する。というのも、〈自由である〉ことは、〈マゾヒスト〉にとって、〈制限がなく、快楽に溺れること〉ことを意味するからである。

・そのため、自分よりも常に他社を優先させて、自分が自由になることを妨げる。人生を楽しむ時間を自分に与えない。感覚の喜びを得ると、霊的な人間ではなくなってしまう、と思い込んでいるからである。また、思いやりのない人間だと非難されることを恐れている。

・自分のニーズは知っているが、それには耳を傾けようとはしない。天国に行くには、自己犠牲が必要だと思っているからである。

・自分を、下品かつ不潔で、軽蔑すべき人間だと思っている。時として、自分に強い嫌悪感を持つことがある。

・自分に対して、食べ物というご褒美を上げることがある。しかし、罪悪感と恥の感覚のせいで、充分にそれを楽しむことができない。

・とても簡単に太ってしまう。そうすれば、異性の関心を引くことがなく、感覚の楽しみを自分に禁じることができるからである。

・極端な自己卑下をして、まわりの人たちを笑わせるのが得意である。

・つまらないことに引かれる。あるいは、つまらないことしか自分に許さない。なぜなら、自分の魂の偉大さを知らないからである。

・次のような言葉をしばしば使う。「尊敬すべき」、「尊敬に値しない」、「つまらない」、「〈ある感情ん〉とらわれた」、「汚い」、「不潔な」。

 肉体的な特徴:
・体重が増えすぎて、からだが丸々としている。
・背が低い。
・顔が広く、丸い。
・丸い大きな目。子どもの目のように、見開かれた、お人好しの目。
・首が太く、短い。
・背中の上部がふくらんでいる。
・からだの各部分が丸く、ふっくらとしている。
・きつめの衣服を好んで着る。そのため、ますます体の丸みが強調される。
・衣服をしょっちゅう汚す。
・甘ったるい声を出す。
  〈不正〉による傷
〈侮辱による傷〉を持っているひとの体 (〈マゾヒスト〉の仮面)

ピンクバラ〈裏切り〉による傷

 傷の目覚め: 二歳から四歳にかけて、異性の親とのあいだで。その親が、自分の期待通りに関心を示してくれないので、ひどく失望する。親に対する性愛的な関係の中で、操作され、裏切ら多と感じる。親が、約束を守らず、嘘をつき、弱さを見せるので、信頼の気持ちをすっかり失ってしまう。親が責任を果たさないことを、ひどく批判する。

 仮面:〈操作する人〉の仮面

 最も恐れること:否認、分離、別離。

 態度や振る舞い:
・〈操作する人〉は、自分が強いことを見せつけようとして、あらゆることを試みる。上司としての権限を使い、自分の意志を押し通そうとする。

・自分が傷つきやすいことを自覚せず、自分が強い人間であることを見せつけようとする。自分が能力の高い人間であることを証明しようとして躍起になる。

・自分が責任感のある人間であることを見せつけようとする。責任感があることは、リーダーであることを意味する、と思い込んでいるからである。しかし、実際には、ひどく無責任である。なぜなら、絶えず他者を非難して、他者に責任を負わせようとするからである。自分が非難されないように、あらゆる手を尽くす。

・常に、特別な人間、重要な人間であろうとする。名誉や肩書が大好きで、グループの中で、自分の場所を大きく取ろうとする。

・お金持ち、有名人などに弱い。彼らを無条件に信頼する。彼らに警戒心を持たない。だが、多くの場合、失望することになる。その結果、ひどく疑い深くなるのである。

・名声を非常に重んじる。もし、それが脅かされるようなことがあれば、ただちに、他者の名声をけなしてでも、自分の体面を保とうとする。

・にっちもさっちもいかなくなると、簡単に?をついてそこから抜け出そうとする。一方で、誰かが自分に嘘をつくことを絶対に許さない。行為ではなくて、?それ自体に腹を立てるのである。たとえば、夫が自分に嘘をついて浮気をした場合、他の女性と会うという行為よりも、自分に?をついたことの方に腹を立てるのである。

・他者に対して過度の期待をし、非常に要求がましい。権限を委任するにしても、それが、自分のやり方で、自分のリズムで行われることを要求する。そうすることで、自分が上司であり、かつ重要な人間であることを、部下に認めさせようとするのである。部下を信頼することができないで、たえずチェックを入れる。

・コントロールするために、すべてを予測しようとする。計画を変更することをひどく嫌う。予想外の事を受け入れることができないのである。

・自分を必要不可欠の人間だと思い込んでおり、したがって、自分の助力なしに他者が成功することを好まない。

・異性を信頼していないので、自分の心の内を素直に打ち明けることができない。相手が自分を利用するのではないかと不安なのである。特に、自分の弱みや欠点を打ち明けることができない。

・配偶者をとても見事にコントロールする。相手が、愛の証しを自分から得ようとするのが許せない。ふくれ面をする。脅迫する、嘘をつく、誘惑する、怒りのあまり泣いて見せる、叫ぶ、嘆く、などなど、あらゆる手段によって相手をコントロールしようとする。暴力を使うことさえある。

・常に、あまりにも早く結論を出し過ぎる。

・いつも自分が正しいと思っている。自分の考えを押し付け、相手を言い負かすのが大好きである。

・根に持つ性格である。予告なく、突然、関係に終止符を打ち、しかも長期にわたっていっさいの接触を断つ。

・のろまな人間をひどく嫌い、イライラする。怒りを見せることを全然ためらわない。

・分離への恐れがあることを自覚したくないので、自分が自立的な人間であることをアピールする。自立的でない人間をひどく批判する。

・次のような表現をよく使う。「私は有能だ」「私を信頼して欲しい」「あの人は信頼できない」「ああ、そのことなら知っていました」「私が正しい」「分かりましたか?」「私の言うことを聞きなさい」。あるいは次のような言葉をしばしば使う。「結びついた」「切り離された」「分離した」「別れた」「本当だ」「素直に言えば」。

肉体的な特徴
・男性の場合、上半身ががっしりしており、腰よりも肩の幅の方が広い。
・女性の場合、肩より腰の幅の方が広く、がっしりしている。骨盤が力に満ちている。
・からだの各部で、筋肉が優勢である。
・声が大きい。
・胸が張っている。
・体重は多いが、太っておらず、頑強である。
・加齢とともに腹が出てくる。
・目が大きく、眼差しは強く、誘惑的である。
・派手な服を好む。

  〈不正〉による傷
〈裏切りによる傷〉を持っている人のからだ〈操作する人〉の仮面
 つづく 〈不正〉による傷