男が後戯をしたくない理由　

射精によって快感のピークが訪れると、ペニスの収縮と並行して、論理的で理性的な“いつもの自分”に戻っていく。

　ふと我にかえると、目の前には息の乱れた裸の女性が横たわり、シーツは汗と体液にまみれ、自分の性器丸出しのみっともない恰好で荒い呼吸をしている。

　まるで野獣のような行為を射精の瞬間までむさぼっていた自分に気づく瞬間、男性は急に理性的になって「今まで何をやっていたんだろう」と呆然としたり、「こんなことをしてよかったのだろうか」などと自己嫌悪に陥ったりする。

　ほんの数分前まで「やりて・・・！」と高まっていた性欲が満たされてしまうと、まるで人格を入れ替えるように、いつもの理性的な自分に戻っていこうとするのだ。

　だから射精のあと、呼吸が整うまでは女性を抱きしめたり愛撫することはできても、しばらくすると女性から離れて一人になり“失われた自分”を取り戻したいと考える。

　それが後戯を放棄し、女性に背を向けたり、シャワーをあびるなどといった行動になって表れるのだ。

　セックスしていたことなどわすれたかのように、射精の直後にものを考えることができたりするのも男性だ。

「ああ、気持ちよかった。さて、ナイターの結果が気になるなぁ」
「終わった！　このあとのビールとタバコがうまいんだよなぁ」
「セックスってけっこういい運動だよな。今日は何カロリー消費したかな」
など、女性には信じられないほど理性的になれる。

　まだ快感の中の女性にとって、そのような男性の態度はひどく冷たいものに感じられるだろう。

　しかし、セックスにおける男性の心理の変化を考えると、「後戯をおろそかにすること＝愛情がない」と単純に結びつけるのは避けた方がよいだろう。

　また、射精直後の男性の心理を知るだけで、後戯をしてくれないことによるセックスの虚しさを感じることもきっと少なくなるはずだ。

「本当の愛情なんてないだわ」と男性を疑ったり、「私のセックスには飽きてしまったのかしら」と不安になったりして男性を問い詰めても、男性は何を言っているのかさっぱり理解できないはずだ。

「後戯もちゃんとしてほしいの！」と直接的に要求すれば、男性も「ああそうか」と反省するだろうが、いきなり「愛情がないのね」「私とのセックスには不満なんでしょ」などの言葉をぶつければ、男性は不快な気持ちになるだけでなく、不毛な口論の原因にもなるだろう。

【差し込み文書】 スレンダーかつ鈴木京香似の白肌美人がハイヒールを履き颯爽と去る後ろ姿は思わず後ろを振り向き二度見する男たちは多いだろう。恋多き京香さん50歳の雰囲気はしませんよね、美肌の手入を怠らず、高負荷のエクササイズ(骨盤底筋)躰作りに励み、尚ハイヒールを履きつづける女装は立派。

ハイヒールは美しい姿勢作り他にも「中国、秦の始皇帝時代高官や豪族たちの妻や側女は纏足(てんそく「爪先立」の木靴)を四六時中履かせられることで膣の締まりの強化のために履いた」)性の求道を極める効果がある。

鈴木京香さんと随分前に恋人関係を一時絶っていたイケメン俳優長谷川博己さんといつの間にか復縁し同棲(2020年)しているという。モテモテの長谷川さん何で復縁したの!　訊きたくなる。

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官公庁や大企業や有名企業に就職している大卒新入社員で将来高給取り有望な若い男たちは、既に大学のサークルや学内で女に粉をかけられ恋人あり・婚約中。残り物には福があるというが、グローバル化した現在ではそれは完全に無い。日々辛い修練をせず、30歳前後の負け犬の女は男性新入社員を横目で見て指をくわえて悔しがることしきり。ならば、外国に語学留学して国際結婚の道しか残されていないのかと焦る。

前述湯山玲子さん記述ペニスバンドを装着すれば禁断の快感をえられるという。ということは日々辛い修練しない女性でも楽しめるということか!　膣にソフトノーブル避妊具を挿入しておけば禁断の快感を男も女も得られ楽しめる。ということは30歳前後の緩い生活を続けてきた負け犬の女さんでも、もしかしたらソフトノーブル避妊具を秘して使うことで男をゲットできる可能性は大きい」
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女性から批判・非難されることを非常に恐れている

　男性は自分のセックスを女性から批判・非難されることを非常に恐れている。女性の一言が原因になって、インポテンツになってしまうことだってある。

　だから背を向けて黙っている男性のことを責めるのでなく、「ああやって自分を取り戻している最中なのね」と寛大に見守るぐらいの余裕がもてるようにするといい。

　そして、不満があるときには男性の気持ちをよく理解してあげたうえで、「女の子は優しい言葉をかけられたり、だきしめられるとうれしいのよ」と教育していくといいだろう。

　男性がもっと後戯を重視すべきだ、というのは大前提なのだが、男女ともにセックスの感じ方の違いを理解し、お互いに譲歩し合うことによって、セックスをめぐる気持ちのすれ違いを避けることができるはずなのだ。

セックスが終わったあとの恋人たち、

ベッドで心地よい疲労感で包まれながら会話をしている。

♂　なあ、どうだった？　よかった？
♀　うん。すごいきもちよかった
♂　だろ〜！　今日はちょっと激しくしてみたんだよ
♀　うん、すごくよかった
♂　オレさぁ、自分で言うのもナンだけどさ、結構うまい方だとおもうんだよね。だろう？
♀　うん
♂　Ｇスポットってあるじゃん。ソコをこう・・・・ぐりぐりするとさ・・・・わかるだろう？
♀　う・・・・うん
♂　だろ！　けっこうそういうこと知らない男が多いんだぜ。だからダメなんだよ
♀　・・・・・
♂　ちょっと聞きたいんだけどさ、いきなり後ろから入れたんじゃん。アレ、どうだった？
♀　う・・・・うん、よかったよ
♂　具体的に言うとさ、　犯されているって感じでよかったでしょ。そ―なんだよねぇ。わかるわかね！
♀　・・・・・・
♂　どう？　もう一回する？

　男の言い分

　いっやぁ〜、今日のエッチは自己採点でいうと９５点ってところかな！　彼女も感じまくってたし、それ見てオレもすっげ―がんばったしさ。いやぁ満足！　オレってけっこうスゴイのかもな。
　雑誌とか見てテクニックも研究してるほうだし、今日はそういう日々の積み重ねが出せたってところだね。

　こんなエッチしちゃったらさ、アイツ、オレから離れられないぜ、オレも罪な男だなぁ。ハッハッハ。
　

女の言い分

　なによまつたく！　自分ばっかり得意になって、バカじゃないの？　そんなに気持ちよかったわけじゃないよ。いちいち「いいだろう、いいだろう」ってうるさいから演技してただけなのに。

　エッチなビデオの見過ぎじゃないの？　まったく、男ってそんなこともわからないのかしら？　それなのに調子に乗って“Ｇスポット”(子宮噴門いう)がどうこうとか語りだしちゃって…・あ―あ、疲れちゃった。もうコリゴリ！

　男性心理の翻訳ポイント

　前節では、女性は「セックス＝愛情」の生き物であること。それゆえ、心理面、愛情面での充実をセックスには求めるのだと述べてきた。
男性は「セックス＝セックス」なので、心理的にどんな状況であろうと、愛されていようといまいと、セックスそのものの快感にはさほど影響はない。

　セックス中の男性は、大げさに言えば“人の皮をかぶった野獣”だったりするのだ。

　しかし、そんな男性といえど、ある心理的要素がセックスの価値を非常に大きなものにしたり、根底から大きく揺るがしたりすることもある。
　これから詳しく述べていくが、一言でいえば男性のセックスと“有能感”の関係だ。

今までに関係を持った女性の数を自慢する男性、また、関係した女性の数についてコンプレックスを持っている男性は少なくない。

　ある女性と初めて関係を持つにいたったとき、「口説き落とした」ことを自慢げに語ったり、密かに誇りに思う男性もいるだろう。それとは逆に、口説きに失敗したり振られたりしたときには、「オレってダメな男だ・・・・」と落ち込んだり、プライドが傷ついたりするものだ。

「男性のセックスにおける最大の心理的要素」

これは進化論的なとからも社会文化的な伝統からも言えることだが、「たくさんの女性とセックスできる男性＝有能男性」という図式が、男性の頭の中や社会の中に未だに根強く残っている。

“セックスレス”

　太古の昔であればいざ知らず、“セックスレス”などという概念が話題になったりセックスの価値が多様化した現在では、数多くの女性とセックスのしたことがそのまま男性の優秀さである証拠とはならないはずだ。

　しかし、「今まで３０人の女と寝たよ」というのと、「今まで寝たのは３人だけ」という場合では、いう方も言われる方もその心理状態は大きく異なるのが実情だろう。

　女性経験数が３００人なら無条件に「それはすごい！」となるし、３０人なら「ちょっとうらやましい数だな」と思うし、１０人なら「まあ普通はそんなものかな」と安心し、０人、つまり童貞ということになれば、「男としてダメじゃない？」と勝ち誇る。

　モノにした女の数が多ければ多いほど、自分は男として優秀な気分になれる。それが男の“有能感”だ。
すなわちセックスは男らしさの証しであると同時に、男としての「パワー」や「存在価値」があることの証明なのである。
　女性をベッドに寝かせるとき、服を脱がせるとき、挿入するときに男性は女性を“征服した”喜びと自信に満ちあふれる。
　その瞬間、自分が男であること、自分に力があること、自分が有能であること、自分に魅力があること、自分に存在価値があることなどが押し寄せてきて、自信がみなぎってくる。
　そんな瞬間、普段抱えているコンプレックスなどは軽く吹き飛んでしまうのだ。

　「セックスで測る自分の存在価値」

　セックスのとき男性がしゃかりきになって女性を満足させようとしたり、相手の女性がオーガズムを迎えたかどうかや、ペニスの大きさや射精までの持続時間を過剰に気にしたりするのもこの“有能感”が原因になっている。

　男性というものは性に目覚めた小中学生のときから、修学旅行の風呂場でペニスの大きさを比べ合ったり、高校生になると初体験を済ませたかどうかを競い合ったりするものだ。
　特に初体験については敏感だ。誰よりも早く性体験を済ませると、スポーツとか勉強ができるなどの評価を超えて、一気にクラス中の男子のヒーロ―になってしまう。

　そして彼は「女なんてものはさぁ・・・」などと、得意げになって経験を語りたがり、優越感にひたることができるのだ。
　一方、初体験がまだの男性は、自分だけが取り残されていくような不安を感じたり、劣等感を覚えたりする。
　童貞であることを恥ずかしいと考え、悩んでしまいがちだ。
　同世代の女の子も競うように処女を捨てることがあるが、それは単なる好奇心を満たすためであったり、少女が大人の女性になるための通過儀礼として位置付けることができる。

　　まるで流行りのファッションを競って身につけるように、“処女捨てレース”に参加するのだ。だから処女を捨てるチャンスを逃しても「次こそ頑張るぞ」程度で締めがつく。

　しかし、男子の場合は“有能感”がからんでくるため、「男としてこのまま童貞ではいられない」「童貞なのは自分がダメな男だからだ」などと思い込み、深刻なコンプレックスになってしまったりする。

「女をモノにできない自分」＝「男として価値のない自分」という根深い問題として捉えてしまうことに原因があるのだ。
　　つづく　なぜ男性は“イカせる”ことにやたらとこだわるのか？

煌きを失った性生活は性の不一致となりセックスレスになる人も多い、新たな刺激・心地よさ付与し、特許取得ソフトノーブルは避妊法としても優れ。タブー視されがちな性生活、性の不一致の悩みを改善しセックスレス夫婦になるのを防いでくれます