脳の教科書

死ぬまで成長し続ける感情系脳番地

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 脳図脳の教科書・加藤俊徳著=

死ぬまで成長し続ける感情系脳番地

脳の奥深くには、感情を左右する扁桃体という部位がありますが、この扁桃体は、感情系脳番地の中心的な部位です。

左脳側の脳番地は「私は貴方が好き(嫌い)です」というように、言葉を使って感情を刺激しますが、右脳側では「好きかもしれないし、きらいかもしれない」と、まだ決定していない、漠然とした感情が刺激されます。

感情系脳番地の最大の特徴は、一生涯にわたって育ち続け、しかも老化が遅いこと。実際、MRIの画像を見ても、感情系脳番地は衰えにくく、仮に100歳まで生きたとしても成長し続けることがわかっています。

感情系脳番地が発達しやすい職業の代表格が俳優です。彼(彼女)らは年齢を重ねるごとに演技に円熟味が増していきます。これも感情の表現力が発達し続けているからでしょう。

もっとも、普段、突然怒り出したり、すぐに落ち込んだりと感情の起伏が激しい人は、どんなに優秀でも、人から敬遠されてしまいます。自分の感情をはっきり示すことも必要ですが、タイミングを見誤ると人間関係に悪影響を与えかねないので、注意が必要です。

また、感情系脳番地は思考系脳番地と相関関係にあります、例えて言うならガスバーナー(感情系)とお湯が入ったやかん(思考系)のようなもの。

ガスバーナーをつければ加熱されてお湯が沸き、ガスを切ったらお湯も冷めます。同様に、思考を盛り上げたければ感情を高ぶらせ、冷静に考えたければ感情を抑えなければなりません。ところが感情が不安定だと、思考も揺さぶられてしまい、いい考えが浮かばなくなってしまいます。
そのような事態を避けるためにも、感情の起伏が激しい人は、この感情系脳番地を鍛えて穏やかな気持ちを維持する必要があるとおもいます。

日常生活を送っていると、決して楽しいことばかりが起るわけではありません。ときには、つらい思いをすることや、気持ちが落ち込むこともあるでしょう。
しかし、目の前のことに集中するには、マイナスの感情は心の奥に沈め、即座に気持ちを切り替えることが大事です。

時間は待ってくれませんし、いつまでもクヨクヨしているわけにはいかないのです。
気持ちを切り替える方法の一つに、「過去の楽しかったことを思い出す」というものがあります。
「小さいとき、海で心ゆくまで遊んだ」「学生時代、友人と旅行に行ってハメを外した」というような、忘れられない思い出は誰でもあるでしょう。

 このような楽しかった出来事を思い返すと、たとえ嫌なことがあってもつらさや苦しみが和らいで、気持ちを切り替えることができます。

 そこで、気持ちが落ち込んだときには、過去の楽しかった思い出をいくつか挙げ、それを「ベスト10」形式で並べてみてください。これは、感情系脳番地を鍛えるトレーニングになります。
 なぜでしょうか。

 このトレーニングは、過去の記憶を利用して現在の感情を意識的にコントロールしていることに他なりません。
「過去の記憶を思い出す」ことは、楽しかった感情を再現することですから、その再現のプロセスが感情系脳番地に刺激を与えるというわけです。

 なお、楽しかった出来事を思い出すときには、何が楽しかったのか、なぜ楽しかったのか、という点も併せて思い出すようにしましょう。
 そうすることで、当時の感情が新たな形で刷り込まれるため、感情の記憶がさらに強化されるでしょう。

脳は、常に挑戦し続けていないと育たない器官です。

「挑戦」といっても難しく考えることはありません。
 要するに、脳は「新しい体験」を求めているのです。
 たとえば、「今でいったことの場所に行ってみる」「いつもと違う色の服を着てみる」「髪型をガラッと変えてみる」という程度のことでいいのです。
 髪型を大きく変えようと思っても、失敗したときのことを考えてしまいますから、よほど思い切らないと限り、挑戦をためらってしまうかもしれません。

 しかし、イメージチェンジがうまくいけば、周囲に新鮮な印象を与えられますし、それによって自分の気持ちにも新たな変化が生まれます。ですから、チャレンジしてみる価値は十分あるでしょう。
 どうせ髪型を変えるなら、いっそ美容院ごと変えてみてはいかがでしょうか。
 カットの出来・不出来は、初対面の美容師の腕にかかっているので、かなりの緊張感を覚えるかもしれません。
 もちろん、そこで失敗すれば高くつくかもしれませんが、失敗であれ成功であれ自分の感情が大きく揺さぶられるのは確かで、これが感情系脳番地にいい刺激を与えることになるのです。

 また、美容院を変えれば、新たな個性を持つ美容師との出会いがあります。
 人にはそれぞれ個性がありますが、個性が違えば考え方も違うもの、ゆえに自分が持っていないものを持っている人と接することは、脳を刺激するうえでも大変重要です。

 自分に持っていないものを持っている人は、自分とは異なる脳番地の使い方をしている人です。ですからコミュニケーションを深めれば、それまでとは違う感情の変化が得られるでしょう。
 感情体験は、人間にとってとっても大切なこと。
 知的な体験も必要ですが、その一方で感情を揺さぶられるような体験をしなければ、人間の能力は伸びません。

 何もしゃべらない植物に話しかけるというと、人によっては奇異な印象を持つのでないでしょうか。しかし、農家の人たちが声をかけながら農作物を育てることはよくあるようですし、実際、「愛情をかけて育てるとおいしくなる」ともいいます。

 自宅で育てるような観葉植物にしても、サボテンなどは話しかけながら育てた方がよく育つそうです。私も実際にやってみたことがありますが、確かに「元気そうだな」「ちょつと弱っているみたいだね。水分が足りないのかな?」と話ながら育てるだけで、目の前の植物がそれまでとはまったく違って見えてくるから不思議です。

 声をかけて植物の生育との間に、科学的な因果関係があるかどうかはわかりません。
 しかし、物言わぬ相手とはいえ、絶えず気持ちを伝えることで植物と人との間に相互作用が生まれ、それが成長のエネルギーになるのではないでしょうか。

 結果的に良く育つかどうか別にして、植物に話しかけることは感情系脳番地を大いに刺激してくれます。なぜなら、話しかけること自体が、感情表現になっているからです。
 実は、このトレーニングにはもうひとつの効果があります。

 それは、自分の気持ちが穏やかになること、
 たとえば仕事が終わって帰宅した直後は、脳が興奮し、感情が高ぶっている状態です。その状態で植物に語りかけると、興奮していた脳がクールダウンされるのです。

 気持ちを落ち着かせる方法としては半身浴やアロマなどもありますが、植物に話しかけることでも十分なリラックス効果が得られるのです。

 また、このトレーニングによって刺激を受けるものは感情系脳番地だけではありません。話しかけるときに植物の健康状態を見ることで、資格系脳番地も刺激されるのです。
 ちなみに、話しかける対象は、犬や猫にその日の出来事を話したり、熱帯魚にエサを与えながら「おいしいそうに食べているね」と声をかけてもいいでしょう。

 言葉が通じないという前提は動物も変わりませんが、動物は何らかの反応を返してくれるので、植物よりも以心伝心のコミュニケーションがとりやすいと思います。
つづく 脳の強化書 感情系