冷めきっていた夫婦にとって、どれだけ刺激を与え、絆を深めさせることもわかっていたし、奥さんを加え三人の修羅場の話を聞いても、彼女に同情すらしませんでした。 でも、実際、私は今不倫をしています。彼との出会いは会社でした。トップ画像

赤バラ煌きを失った性生活は性の不一致となりセックスレスになる人も多い、新たな刺激・心地よさ付与し、特許取得ソフトノーブルは避妊法としても優れ。タブー視されがちな性生活、性の不一致の悩みを改善しセックスレス夫婦になるのを防いでくれます。

男のコトバでわかる真実

本表紙 梅田みか 著

男のコトバでわかる真実

不倫だけはありえなと思っていた
 私は現在二十八歳。二十二歳で結婚して、二人の子供を産みましたが、二十六歳のときに離婚。子供を引き取ることができなかったし、一年ぐらいは泣いて暮らしていました。
 自分で結婚した経験がありましたので、不倫は私には絶対あり得ないことで、不倫をしていた友達の話を聞いても、はっきりいってばっかみたいというのが、正直な気持ちでした。愛人の自分の存在を奥さんにわからせることが、冷めきっていた夫婦にとって、どれだけ刺激を与え、絆を深めさせることもわかっていたし、奥さんを加え三人の修羅場の話を聞いても、彼女に同情すらしませんでした。
 でも、実際、私は今不倫をしています。彼との出会いは会社でした。

 彼に初めて会ったときは、彼は来月結婚するという状況でした。その時点では一言も話したことはなく、私は「一目ぼれした人」という感じで、遠くから見ているだけでした。彼は私の上司にあたり、私は入社から半年ほどで、やっと挨拶以外の会話もできるようになりました。

 彼は結婚、奥さんは妊娠中で、まさかこうなるとは思ってもいなかったのに、普段通りのふざけた会話から、彼からのデートの申し込み、その日から今日まで会わなかった日は数える程度しかないぐらいになっていました。

 同じDNAを持っていると思えるくらい、彼の考えていること、悩んでいること、彼の立場の辛さが手にとるようにわかるのです。かれも同様のようです。お互い言葉にしなくても、相手がどんな気持ちでいるのか痛いほどよくわかります。

 結婚生活がどんなものなのか、離婚を決意するのはどういうときか私もわかるので、責めません。出会うのが遅かったなんて思っていないし、今が楽しめなくちゃ不倫という危険な恋をしている意味がないって思っています。結婚に失敗しているので、結婚に対する夢もありません。

 ただ、不倫は初めての経験だったので、恋愛に関する本を買いまくりこの辛さをどうやって乗り越えるのかを悩んだ時期はありました。そんなとき、「愛人の掟」に出会って本当に嬉しかったです。不倫の悩みってみんな同じってわかっただけで、すごくホッとしました。

 彼は「今まで出会った女の中でお前が一番だし、お前以上の女にはもう出会えないだろう」と言ってくれるし、私もそう思います。
 でも彼には彼の時間、私には私の時間があるってことも言ってあるし、彼との恋愛に疲れたときには楽な恋愛を選ぶとも言ってあります。

 ただ、今は誰よりも彼を愛しているから、体中で愛を表現しています。帰りも会ったときも笑顔。イベントは手料理でおもてなし。今の関係を壊したくないので、奥さんにばれないよう、一度も電話はしたことないし、もちろん怪しまれるような行動は一切しておりません。

 今、二人が愛あっている現実だけ見つめて、過去も未来も考えていません。別れはそのときが来ればそうなるものだし、先を考えても仕方がないので、今彼と過ごせる時間を大切に、二人の心に刻んでいきたいと思います。
 (二十八歳・栃木県)

もっと自分の感情に素直になってみてもいいと思います

 二十二歳で結婚し、二人の子供を産んだあなたが、今自分のお子さんと暮らせないのはどんなにつらいことでしょう。あなたの悲しみはね「一年泣いて暮らした」ぐらいでは決して消えない。

 深い悲しみだと察します。そんなあなたが、もう一度恋に胸を焦がすことができたのは、本当に素晴らしいことだと思います。あなたは何があってもくじけることなく、前に進んでいくポジティブな女性なのでしょう。

 これが不倫の恋でなく、あなたがもう一度幸せな家庭を持つチャンスであったなら…とちょっと残念な気もします。
 あなたの中には、結婚に破れ経験が深く根をおろしています。「愛人の自分の存在を奥さんにわからせることが、冷めきっていた夫婦にとって、どれだけ刺激を与え、絆を深めさせるか」というあなたの見解にはどきっとさせられました。

 「結婚生活がどんなものか、離婚を決意するのはどういうときかわかる」あなただからこそ、自分が愛人の立場になった今も、闇雲に離婚をせまったり妻の座に嫉妬することもなく「今楽しめなくちゃ」というスタンスを取り続けていられるのでしょう。

 今のあなたが彼にとって、非常につき合いやすい、ものわかりのいい相手であることは間違いありません。「同じDNAを持っていると思えるぐらい」わかりあえる、というのも、お互いの相性の問題だけでなく、あなたの物わかりの良さがあってのことだと思います。

 あなたは彼にとって貴重な存在であり、「今まで出会った女の中でお前がいちばん」「お前以上の女にはもう出会えないだろう」という言葉も、彼の実感から出てきたものだともいえます。

 ただ、あなたが「わかっている」と言い切る結婚にも、いろいろな形があることを忘れてはいけません。愛人の存在が刺激になり、絆を深める夫婦ももちろんあるとは思いますが、これはあくまであなたの経験に基づいた一面的な考え。
 そうでない夫婦もたくさんいるわけだし、あなたの見解がそのまま一般論になるわけではないということを認めなくてはなりません。

 あなたはもともと、不倫の恋をシニカルな目でとらえていました。「私には絶対あり得ないこと」として信じて疑わなかった不倫の恋に自ら足を踏み入れたとき、あなたはかなり動揺したでしょう。その動揺を打ち消すために、「ほかの不倫の恋する女性たちと自分とは違うのだ」という意志を必要以上に強固にしてしまうのではないでしょうか。

 本当は彼女たちと同じように泣いたり、彼との未来を望んだり、離婚しない彼を責めたりしたいのに、そうしない自分に価値を見出すことで何とか彼とのスタンスを保っているのではないでしょうか。

「過去も未来も考えていません」「今彼と過ごせる時間を大切に」「別れはその時が来ればそうなる」という、あなたの考えは非常に立派なものです。そこだけ見れば、あなたは誰よりもこの恋から自立しているように見えます。

 けれど、本当にこれがあなたの本心なんでしょうか? あなたはその完璧すぎる姿勢を保つために、毎日精いっぱい強がっていなければいけないのではないでしょうか? わたしには、「結婚を失敗しているので、結婚に対する夢はありません」と言っているあなたが、本当に誰よりも温かい家庭を欲しているような気がしてなりません。

 あなたは、もっと素直に自分の感情をさらけ出せる場所が必要ではないでしょうか。彼に対してだけではなく、すべて打ち明けられる友人や、人間関係を持つことも含めてです。

 形だけの自立を急ぎすぎて、自分の中の自然な欲求を封じ込め、彼と中途半端な距離を持ち続けていると、あなたの心は想像以上に彼に依存し、別れが来てもそれを受け入れられないことにもなりかねません。

 自分の中の俗っぽい願望や弱い部分をすべて認めるのは勇気のいることです。でも、弱さを認めなければ、本当の勇気は生まれないのです。

 あなたが変われば、彼との関係も自ずと変化を見せてくるはずです。「今まで出会った女の中でいちばん」という彼の言葉が本当なら、彼はあなたの涙だってきちんと受け止めてくれるでしょう。

 その中で彼との均衡が壊れたとしても、あなたの中には今までとはまったく違う強さが生まれているはずです。その強さは、あなたが将来幸せを手にするための、大きな手助けになってくれるのですから。
 つづく  恋愛初心者の私が不倫なんてす