膵臓

赤バラ煌きを失った性生活は性の不一致となりセックスレスになる人も多い、新たな刺激・心地よさ付与し、特許取得ソフトノーブルは避妊法としても優れ。タブー視されがちな性生活、性の不一致の悩みを改善しセックスレス夫婦になるのを防いでくれます。

膵臓

急性膵炎

膵臓は、蛋白分解酵素をはじめとして、食べ物を消化・分解するいろいろな酵素を産生し、分泌しています。急性膵炎は、いろいろな原因で活性化された膵酵素(すいこうそ)によって自分の膵臓が消化されてしまい、膵臓やその他の主要な臓器に炎症と障害が引き起こされる病気。

短期間で軽快する軽症から、多臓器不全(たぞうきふぜん)で死に至る重症(重症急性膵炎)までさまざま。原因で最も多いのはアルコール37%、次に胆石24%、原因不明の特発性23%となります。

治療の基本は、絶飲絶食による膵臓の安静と、初期の十分な輸液の投与です。炎症のために大量の水分が失われているので、多量の輸液が必要です。腹痛などの痛みに対しては、鎮痛薬を適宜使用。

さらに、膵酵素の活性を抑えるはたらきのある蛋白分解酵素阻害薬もよく使われます。重症膵炎では、集中治療室で全身管理が必要になることも。

アルコールが原因の場合は、再度飲酒をはじめると膵炎が再発したり、慢性膵炎へ進展する危険性があります。

慢性膵炎

・・・上腹部痛、腰背部痛、じんじん・チクチクとした持続性のある疼痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、腹部膨満感など。
継続的なアルコールの多飲などによって、膵臓に持続性の炎症が起こり、膵臓の細胞が破壊されて、実質の脱落と線維化(膵臓の細胞がこわれ、線維が増えて硬くなる状態)が引き起こされる病気。

アルコール多飲による原因が68%と最も多く、次に原因不明の特発性20.6%、胆石性3.1%と続きます。男女別の原因では、男性でアルコール性が76.6%に対し、女性では特発性が50%と最も多く、男女の違いが明らか。

強い症状が現れた場合は、急性膵炎と同じ状態と考えられるので、同様に絶飲絶食による膵臓の安静と、初期の十分な輸液の投与が行われます。

軽度から中程度の症状の場合は、節酒・禁酒、脂肪の多い食事を避けるなど、食事やストレスなどの生活習慣の改善が重要です。

腹痛が続く場合は、鎮痛薬や鎮痙薬を使用。また、腹痛や血清アミラーゼの軽度の上昇のみで、安易に慢性膵炎と診断され、漫然と投薬されている患者さんがよくみられます。

まず消化器専門医の診察を受け、確実に慢性膵炎なのか、疑いが濃いのか、あるいは消化管などほかの疾患が考えられるのか、きちんとした診断を受けることが重要です。

膵石症

・・・飲酒後や食事後の腹痛、背部痛。痛みが前かがみで軽くなることが多いため、腹痛増強時には独特の前かがみ姿勢をとる傾向が。そのほか、吐き気、嘔吐、食欲不振、体重の減少など。

膵石は膵管内(すいかんない)に形成された結石のことで、慢性膵炎と診断された患者さんの約40%にみられます。
典型的な患者さんでは、初回の膵炎発作から約5年の経過で現れ始めます。膵石の外観は白色調で硬く、表面が不整で、大きさは5mm以下の小結石から10mmを超える大結石までさまざま。膵石症の成因は、アルコールの多飲、高カルシウム血症(副甲状腺機能亢進症)、膵管奇形、低栄養によるもののほか、原因がはっきりしないものもあります。

基本の治療は、禁酒と食事療法、そして薬物療法です。症状が落ち着いている時でも、膵液分泌刺激の少ない低脂肪食を心がけましょう。

腹痛症状の強い時には、膵臓を守るために食事を止め、点滴もしくは高カロリー輸液で栄養を補給し、膵酵素(トリプシン)の阻害薬や鎮痛薬などにより急性炎症を抑えます。多くの患者さんが、これらで改善しますが、症状が長引いたり、再発を繰り返す場合には膵石治療が検討されます。

膵がん

・・・上腹部痛、腰背部痛、食欲不振、体重減少。膵頭部がんでは、閉塞性黄疸、灰白色弁など。
膵臓にできる悪性腫瘍のこと。後腹膜臓器であるために早期発見が困難であり、また極めて悪性度が高く、たとえば2cm以下の小さながんであっても、すぐに周囲(血管、胆管、神経)への浸潤や、近くのリンパ節への転移、肝臓などへの遠隔転移を伴うことが多く、予後不良のがんです。

早期診断は非常に困難。現在、根治性が最も期待される治療は外科的切除術(膵頭十二指腸切除術や膵体尾部切除術)であり、可能な限り積極的に病巣だけでなく、その周囲も取り除く拡大手術が行われています。

しかし、発見された時には、すでに進行していることが多く、切除可能なのは40%前後です。60歳を過ぎたら定期的な検診をおすすめします。
 つづく<妊娠中のセックスはココに注意して>挿入中に出血したら?